母親が幼少の子ども(男の子)に習わせたいスポーツは、夫あるいは学生時代に好きだった人が取り組んでいたスポーツと関連はあるのか――。そんなユニークな調査の結果を、子育て情報を発信するコズレが発表した。
この調査は0歳~2歳の男の子を末子に持つ母親1968人を対象に実施。子どもに習わせたいスポーツの1位は「水泳」(29.57%)で、以下は「サッカー」(13.36%)「野球」(12.61%)「武道(空手、柔道、剣道、合気道など)」(9.57%)「バスケットボール」(6.73%)の順だった。
一方、子どもの父親が学生時代に最も注力して取り組んでいたスポーツは、1位が「野球」で、以下は「サッカー」「バスケットボール」「テニス」「武道」の順だった。
また、母親が中学、高校時代に最も印象に残っている異性の好きな人、憧れの人が取り組んでいたスポーツは、1位が「サッカー」で、以下「野球」「バスケットボール」「テニス」「バレーボール」と続いた。
母親が子どもに習わせたいスポーツと、夫や好きだった人が取り組んでいたスポーツが同じだった割合を見てみると、1位「水泳」は夫、好きだった人のいずれとも一致率が低く、夫が7.37%、好きだった人が3.53%という結果。母親が子どもに習わせたい理由は、必ずしも夫や好きだった人が注力していたからだという理由ではないようだ。
一方で、夫、好きだった人の双方ともに一致率が高かったのは「サッカー」(48.23%/47.52%)「野球」(57.89%/48.87%)「バスケットボール」(38.03%/45.07%)などだった。これらは他競技に比べ、夫や好きだった人が取り組んでいたスポーツであることに少なからず起因しているようだ。
なお、母親が子どもに習わせたいスポーツの上位5つのうち、水泳、サッカー、野球、武道のトップ4はいずれも、一致率で「夫」が「好きだった人」を上回ったが、5位のバスケットボールのみ「好きだった人」が「夫」を上回った。