そろそろ温かい鍋料理が恋しくなる頃。近年はさまざまな味付けや、変わり種の鍋料理が次々に登場している。

家庭でよく食べられている味付け鍋とは、どのようなものだろうか。人気ランキングや味付け鍋に対する不満などの調査結果を、創味食品が発表した。

この調査は、20代~60代の男女800人を対象に実施。昨年の秋~冬にかけて、自宅で鍋料理を作った頻度は「週に1回」(33%)が最も多く、次いで「月に2~3回」(30%)「週に2~3回」(21%)という順で、全体の6割弱が週に1回以上、鍋料理を食べていたことがわかった。

よく作る味付け鍋のトップは「しょうゆ味ベースの鍋」(51%)で、僅差で2位が「キムチ鍋」(50%)。3位は「塩味ベースの鍋」(40%)、4位「みそ味ベースの鍋」(34%)、5位「もつ鍋」(23%)と長らく親しまれてきた王道の味付けが上位を占めていた。また「豆乳鍋」(21%)「とんこつ味の鍋」(19%)「カレー鍋」(13%)など、近年一般的に親しまれるようになってきた味付けも続けてランクインした。

創味食品調べ
創味食品調べ

味付け鍋の良い点は「メニューとして簡単なので助かる」(71%)や「野菜がたくさんとれる」(56%)などの声があった。しかし一方で、回答者の65%が何らかの不満を感じていることも明らかに。「途中で鍋のスープが足りなくなる」(21%)「食べていくうちに味が薄くなる」(18.5%)など、鍋スープに対する不満の声があがった。

創味食品調べ
創味食品調べ

鍋スープについては、68%の人がパウチや瓶入りの既成品を使用していると回答。食べている最中にスープが減り、水かさを増やした際にもとの味付けに戻すことに苦労している様子がうかがえた。

創味食品調べ
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