同居している家族がいても、約4割の人が家族そろって朝食をとることがまったくないことが、マルハニチロの調査でわかりました。
同調査は、全国の15~59歳の男女1000人を対象に行われました。
家族それぞれで朝食が多数
朝食を食べる頻度は「ほぼ毎日」と答えた人が70.4%で最も多く、一方、「まったくない」という人は7.1%。約7割の人がほぼ毎日朝食を食べていながら、同居家族がいる人の37.5%が、家族そろって朝食を食べることが「まったくない」と答えており、最多回答となりました。
また、朝食を食べる頻度が、昨年と比べて「増えた」人は67.3%で、「減った」(32.7%)を大きく上回っています。しかし家族そろって朝食を食べる頻度は「増えた」人が37.2%で、「減った」人が62.8%と逆転しています。
一方、夕食については73.6%の人が「ほぼ毎日」自宅で食べており、同居家族がいる人が家族そろって食べる頻度も「ほぼ毎日」(35.2%)が最多回答となっています。
また、昨年と比べて自宅で夕食を食べる頻度が「増えた」人は71.8%で、「減った」人は28.2%。家族そろって夕食を食べる頻度も、「増えた」(54.4%)が「減った」(45.6%)を上回りました。
忙しい朝はどうしても家族そろって食事をする時間が奪われがちですが、その分、夕食で家族団らんの時間を補う傾向がうかがえる結果となりました。