「イクメン」という言葉はすっかり定着しましたが、今年一年を振り返ってみて、5割を超える主婦が夫の家事・育児への取り組みに不満を抱えていることが、人材サービス「しゅふJOB」によるアンケート調査で明らかになりました。

同調査は、仕事を持つ既婚女性451人を対象に行われ、2018年における夫の家事・育児について「十分行っていて満足」と回答したのは20.8%。「少しは行っていて不満はない」(26.8%)と合わせると47.6%と、半数を割りました。

最も多かった回答は「少しは行っていたが不満」で35.5%。「全く行っておらず不満」(16.9%)と合わせて過半数の52.4%となりました。

しゅふJOB総研調べ
しゅふJOB総研調べ

同じ調査をした前年の結果と比較してみると、「不満」の合計が47.8%だった昨年から、今年は4.6ポイント増加しています。また、昨年のトップ回答は「少しは行っていて不満はない」(33.9%)でしたが、今年は「不満」へと逆転。主婦たちの不満足度が増していることがうかがえます。

しゅふJOB総研調べ
しゅふJOB総研調べ

年代別に見てみると、「不満」の合計が5割を下回ったのは「30代以下」(45.6%)のみ。「40代」は52.7%、「50代以上」は55.5%で、年代が上がるほど、不満度が上昇する傾向にあることがわかる結果となりました。

しゅふJOB総研調べ
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