子育てを終えて子どもが巣立った後、夫と2人きりになった時の食事について、女性たちがさまざまな悩みを抱えていることが、味の素の調査でわかりました。
この調査は50~60代の子育てを終えた全国の女性400人(50代200人、60代200人)を対象に実施されました。
子育て後の普段の食事において「健康を意識している」人は全体の約9割と健康志向が高い一方で、「毎日の料理を作ることが面倒」だと感じている人は約7割。「夫の目が気になり、皿数(おかず数)にとらわれる」「残り物の寄せ集めはもうイヤ」「結局マンネリ、食事が単調」「野菜をおいしく食べたい」「自分の好きなものが食べたい」など毎日の食事に悩む主婦の本音が浮き彫りになりました。
また、子育て中と比べてメニューへのこだわりが「少なくなったと感じる」という人は約4割で、その理由として、半数以上が「夫と自分のための食事だと、適当に済ませたい」と回答しました。
しかしその一方で、子育て中にくらべて手抜き料理を作っていることに約4人に1人が「罪悪感を抱いている」と回答しており、主婦が苦悩している実態がうかがえる結果となりました。