家事や育児で忙しいママたちの多くは、肌に悩みを抱えつつもスキンケアにかけられる時間は「30秒未満」だということが、化粧品メーカー「ナリスアップ コスメティックス」の調査でわかりました。
同調査は、小学生未満の子どもがいる20~40代の女性500人を対象に実施されました。
独身時代と比べて“肌環境”に変化を「感じる」と答えたのは89%。具体的には、「ストレスを感じる時間」が平均約3時間増、「紫外線を浴びる時間」は平均約1時間21分増、「睡眠時間」は平均約2時間6分減という結果でした。
スキンケアにかける時間については84%のママが「減った」と回答しています。具体的には、独身時代では「5~10分未満」が最多であったのに対し、現在(産後)は「30秒未満」が最も多い結果に。スキンケアに「5分以上」の時間がかけられているママは、わずか10%であることもわかりました。
また、85%のママが“肌そのもの”の変化も感じています。産後に気になりだした肌の悩みは「乾燥」「シミ」「くすみ」がトップ3で、「睡眠不足とストレスで肌が敏感になり荒れやすくなった」(39歳)、「産後、頻繁に屋外に出るようになったが、日焼け対策をする時間も気力もないため、シミやそばかすが一気に増えた」(42歳)などの声があがりました。
なお、ママたちは自分自身の肌が元気になることについて「毎日機嫌よくいられると思う」(88%)、「自分に自信が持てると思う」(91%)、「パートナーが喜んでくれると思う」(77%)、「子どもが喜んでくれると思う」(65%)などと回答しており、ママ自身だけでなく家族の笑顔にも関わると考える人が多いことがわかりました。