春は風が強くなり、飛散した砂ぼこりや土ぼこり、花粉などで網戸や窓が最も汚れる季節です。室内に汚れを取り込まないためにも網戸は清潔に保つことが大切ですが、網戸掃除の頻度は約6割の人が「半年に1回以下」と答えており、こまめに掃除ができていないことが、NPO法人日本ハウスクリーニング協会の調査でわかりました。
調査対象となった20~50代の男女500人が、網戸に付着する汚れの種類で最も気になると答えたのが「土ぼこり・砂ぼこり」。次いで「花粉」「黄砂」と続きました。
網戸掃除をするタイミングは、「汚れの付着が気になったから」との回答が最も多く、ほかには「窓掃除を行ったついでに」「大掃除のタイミングと一緒に」などの回答があがりました。
網戸掃除の頻度については、「半年に1回程度」(25%)と「年に1回程度」(24%)がトップ2。「数年に1回」「それ以下」との回答もあり、半年に1回以下と答えた人の割合は61%にのぼりました。
また、過半数の人が普段の網戸掃除について「掃除してもきれいにならない」「掃除に時間がかかる」といった不満があることがわかりました。
これから気温が高くなり、窓を開ける機会が増えてきます。窓を開けることで、網戸についた汚れを室内に運んでしまいかねません。ゴールデンウィークなどの休暇を利用して、掃除してみてはいかがでしょうか。