忙しい朝のお弁当作りは、働くママにとって頭を悩ませる家事のひとつ。多くの人ができるだけ短時間で効率良く作る工夫をしています。このたびニチレイフーズの調査で、お弁当作りにかける時間が最も短い“時短県”は「群馬県」だということがわかりました。

同調査は、全国20~60代の男女約3万人を対象に行われました。

お弁当を作る際に工夫していることは、「短時間で作れる」(38.9%)や「無理をしない範囲で作る」(32.6%)との回答が多く、「安く仕上げること」(26.9%)を上回りました。

また、お弁当を作る際に重視していることについても、「短時間で作れる」(19.9%)「栄養バランスを整える」(19.4%)と回答した人が多く、「安く仕上げる」(15.0%)よりも多い結果となり、コストパフォーマンスよりもタイムパフォーマンスを重視する傾向が見られました。

ニチレイフーズ調べ
ニチレイフーズ調べ

お弁当作りにかける時間は、全国平均が18分05秒という結果に。

都道府県別に見ると、最も短い県は15分47秒で「群馬県」。2位「富山県」(16分04秒)、3位「島根県・広島県」(16分14秒)の順でした。一方、時間が最も長い県は「愛媛県」(20分23秒)でした。

ニチレイフーズ調べ
ニチレイフーズ調べ

おかず1品に対する調理時間は、最も短い県が「鳥取県」(3.25分/品)で、2位「広島県」(3.47分/品)、3位「島根県」(3.48分/品)の順。

1位の鳥取県は、おかずの品数が5.48品と全国平均(4.20品)より1.28品多いにも関わらず、調理時間は17分47秒と全国平均より17秒短く、効率よく品数豊富なお弁当作りに長けていることがうかがえる結果となりました。