スポーツをする子どもたちの活躍は、お母さんたちのサポートあってのもの。ジュニアアスリートの子どもを持つ母親の大多数が、子どものスポーツ活動のために「送り迎え」などの“見えない応援”をしており、その総時間は1カ月当たり18.7時間にも上ることが、日本コカ・コーラの調査でわかりました。
同調査は、週1回以上スポーツをしている小学生の子どもを持つ30~40代の母親500人を対象に実施されました。
子どもの練習や試合などに応援に行く頻度を「毎回、欠かさずに行く」「ほぼ毎回行っている」と回答したのは約6割。また、93.6%の母親が、応援に行く以外にも「送り迎え」をはじめ、「ユニフォームの洗濯」「スポーツドリンクの準備」「お弁当の準備」「スポーツ用具・備品の手入れ」など、何らかの“見えない応援”をしていることがわかりました。
これらの“見えない応援”にかかる1カ月当たりの時間は、最も時間をかけているのが「送り迎え」(5.2時間)で、以下は「ユニフォームの洗濯」(4.8時間)、「お弁当の準備」(3.4時間)の順。“見えない応援”のために使っている1カ月当たりの総時間は平均18.7時間でした。
“見える応援”でも“見えない応援”でも、頑張る子どもを応援するお母さんたちですが、約4人に1人が「大変ではない」と答えており、「どちらかといえば大変ではない」と合わせると約6割。また、応援することに対して、92.0%が「子供に見返りを求めていない」と答え、74.8%が「子供から感謝されることを期待していない」と答えています。こうした“無償の愛”がジュニアアスリートたちを支えているんですね。