自宅の設備などに不満を抱えたまま毎日暮らすのは大変なストレスです。多くの人が自宅の満足度に“及第点”以上をつけている一方で、3人に1人は「収納スペース」に不満を感じていることが、不動産・住宅情報サイト「SUUMO（スーモ）」の調査でわかりました。

この調査は、現在の住まいが北海道、宮城県、東京都、富山県、石川県、福井県、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、熊本県、鹿児島県の各都道府県で、マンションまたは一戸建てを自宅に持つ20～69歳の男女2400人（各200人／都道府県）を対象に実施されました。

現在の住まいへの満足度を100点満点で尋ねたところ、一番多いのは80点台、次に70点台が多い結果に。住宅形態別にみると、一戸建ての人より、マンションに住んでいる人のほうが満足度が高い結果となっています。

不満がある自宅の仕様については、「収納スペース」が約3割でトップ。建築・購入の際に子どもが生まれて必要になるものなどを考慮しきれずに、収納スペースが足りなくなることが多いようです。なお、以下は「防音性」「駐車場のスペースや数」「断熱性」「コンセントの位置・数」などが続きました。

「自宅に取り入れておけば良かった間取り」を見ても、1位「ウオークインクローゼット」、3位「納戸スペース」、4位「シューズインクローゼット」、10位「パントリー」と、収納関連が多くランクインしています。これから自宅を建築・購入する予定がある方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。