「アスリートは歯が命」と言われるほど、アスリートにとって歯の健康はパフォーマンスアップのために重要です。一般でも健康や美容への志向が高まり、近年は様々なオーラルケア用品が発売されていますが、購入にかける1カ月の費用は平均「547円」だということが、オーラルケア商品を開発・発売する「サンギ」の調査でわかりました。
調査対象となった20~69歳の男女2350人中、何らかの歯の悩みがあると回答した人は、約78%の1830人。その悩みとしては、1位「歯の着色」2位「食べ物が歯にはさまる」3位「歯並び」という結果でした。
普段使用しているオーラルケア用品の費用は、1カ月あたり平均で「547円」。全体の約85%が「月1000円以下」と回答しています。しかし、何らかの歯の悩みを持つ人は、その悩みが解消されるならば歯みがき剤1本にいくら払うか? という質問に、平均「1029円」払うと回答。これは2018年の歯みがき剤平均単価「340円」の約3倍にあたり、高価格帯の歯みがき剤に関心があることがわかりました。
ただ、普段使用しているオーラルケア用品については、歯みがき剤と歯ブラシ以外の、歯間ブラシ、デンタルフロスなどの補助的清掃用具の使用率はまだ低いというのが現状です。