マスクは冬場の風邪予防や乾燥対策ばかりでなく、ホコリや花粉症対策、あるいは肌荒れやメイク前などで顔を見せたくない場合など、昨今では季節を問わず使われることが多くなりました。特に女性10~30代の5割弱がマスクを積極的に着用しており、ほかの性年代層よりも多いことが、マイボイスコムの調査でわかりました。
調査対象となった10~70代の男女1万121人のうち、マスクを積極的に着用すると回答したのは全体の3割強。女性の方が比率が高く、女性10~30代では5割弱となっています。
マスクを使う季節は「冬」が59.6%と最も多く、次いで「春」「特に季節は決まっていない」「一年を通して使う」の順。女性や10~30代では、「一年を通して使う」がやや高くなっています。
マスクを着用する場面は、「自分が風邪をひいている、咳が出る、のどが痛いなどの症状がある」「風邪やインフルエンザなど感染しやすい症状の人が周囲にいる・流行っている」がマスク着用者の6~7割、「風邪など、病気の予防」「人ごみやほこりっぽい所、空気が悪い所など」が各5割弱、「花粉症対策・予防」が4割弱です。女性や若年層では「顔を隠したい・見られたくない」の割合が高い傾向です。
マスクに期待する機能・効能は、「細菌やウイルス、花粉、ハウスダストなどのカット率が高い」が6割強で最も多く、以下は「息苦しくない」「耳が痛くならない」が各4割強、「フィットする」「メガネがくもりにくい、メガネくもりをカット」が3割前後。女性では「耳が痛くならない」「マスクの跡が顔につきにくい」「息苦しくない」「メイクが落ちにくい」、女性若年層では「マスクによる肌荒れがしにくい」の比率が高くなっています。