「サクサク」や「パリパリ」など、食べている時の音で好きなもの・嫌いなものは何ですか? そんな食にまつわる「音」についての調査結果を、オハヨー乳業が発表しました。
食べ物の好き嫌いは、味や香りばかりでなく、食感や食べる時の音なども影響しているといわれます。今回調査対象となった20代以下~60代以上の女性411人のうち、全世代を通じて約7割の人が「音が好きな食べ物がある」と回答しており、若い世代ほど多くなっています。
「食べている時の音が好きで食品を選ぶことがある」と答えたのは、全体で約2割。こちらも若い世代ほど高い傾向で、20代以下の女性では約3割が「ある」と回答。逆に60代以上では「ある」と答えたのはわずか5%という結果でした。
具体的な好ましい音については、6割以上の人が「サクサク」音が好きと回答。次いで「パリパリ」「シャキシャキ」「カリカリ」「ザクザク」と並び、さわやかで軽快、小気味よい音が好まれているようです。
一方で、自分や他人が発する食事の音が「気になってしまう」という人も全世代で8割前後と多くなっています。食べているときの嫌いな音は、ほとんどの人が「くちゃくちゃ」を挙げ、ダントツのトップ。以下、「ずるずる」「ぐにぐに」「ボリボリ」などの“濁音系”が10位までに多数ランクインしており、濁った音がそのまま不快感につながっている傾向がうかがえます。
また、特に20代以下では「食べる時に音が出るという理由で食品の購入をやめることがある」という人が7割以上と高く、他の世代よりも食事の音を強く意識していることがわかる結果となりました。