3月3日の「桃の節句」に飾られるものといえば、雛人形。「お雛様にしたい芸能人カップル」といえば? そんなユニークなランキングなど、節句祝いに関する調査結果を、純金製雛人形や純金製兜を製作・販売する貴金属の老舗ギンザタナカが発表しました。
調査対象となったのは東京都・愛知県・大阪府に在住する20歳以上の男女600人。このうち、子どものころに節句祝いをしてもらった経験のある人に家庭で飾られたものについて聞いたところ、端午の節句では「こいのぼり」が最多。次いで「鎧や甲冑の飾り」「兜飾り」という結果になりました。桃の節句では「七段飾り」「親王飾り」「五人飾り」の順でした。
年代および地域別でみると、愛知県在住の20代では「鎧や甲冑の飾り」(47.1%)を飾っていた人の割合が最も多く、全体で最も多かった「こいのぼり」(38%)を超えています。「兜飾り」(35.3%)も全体(24.1%)を11.2ポイント上回っており、三英傑など、全国的にも人気の高い有名武将を多数輩出している愛知県ならではの地域性がうかがえる結果となりました。桃の節句については、愛知県在住の30代では大型で豪華なものが多い「七段飾り」でお祝いをしていた人が全国で最も多い結果となりました。
自分の子や孫に節句祝いをしたいかという質問に、「そう思う」と答えた人は全体の65.5%を占めました。節句祝いの経験者では78.1%が「そう思う」と回答しており、幼少期に節句祝いをしてもらった経験がある人はそうでない人に比べ、次世代にも節句祝いの習慣を継承したいと考えている人が多いことがうかがえます。
自分の子や孫に節句祝いをしてあげたいと回答した人が購入したいと思う節句飾りは「できるだけコンパクトでシンプルなもの」が最多。年代および地域別にみると、大阪在住者が70.1%で、調査した3地区で最多でした。対して東京都在住者は55.3%で、大阪府、愛知県と比較して最も少ない割合となりました。また、「伝統的なもの」を購入したいと回答した世代は、20代が52%で全体より10ポイント高くなり、年代が低くなるほど割合が大きくなる傾向となりました。
雛人形は「かわいらしい人」をたとえる際にも用いられますが、お雛様にしたい芸能人カップルを尋ねたアンケートで1位となったのは、おしどり夫婦として知られる「DAIGO&北川景子」。2位以下は「東出昌大&杏」「山里亮太&蒼井優」「岡田准一&宮崎あおい」「小泉進次郎&滝川クリステル」などが続きました。
また、端午の節句に飾られる「兜」が似合う芸能人については、1位が「市川海老蔵」。以下は「大谷翔平」「新田真剣佑」「西島秀俊」「香川照之」などが続きました。
なお、この調査は1月17日~20日に実施されました。