野菜は健康なカラダ作りに欠かせない食べ物ですが、皆さんはどんな野菜が好きでしょうか。
伊藤忠グループのリサーチ会社「マイボイスコム」の調査で、野菜を「好き」な人は8割で、「キャベツ」や「タマネギ」などを特に好む人が多いことが分かりました。
調査対象となった10~70代の男女1万261人のうち、野菜を「好き」「やや好き」と回答した人はあわせて8割。「好き」と回答した比率は、女性10~30代では各5割強、女性50~70代では7割前後ですが、男性10~30代では各3割強と低くなっています。
野菜を使った料理を食べる頻度は「ほぼ毎日・1日1~2回」が50.7%で最も多く、次いで「週4~5回」(17.1%)、「ほぼ毎日・1日3回以上」(15.8%)。摂取方法は「生野菜、サラダ」が85.2%、「炒め物」が65.7%、「汁物」「ゆでた野菜」「煮込み料理」「煮物」が5~6割となっています。
その中で、好きな野菜トップ10は❶キャベツ❷タマネギ❸トマト❹ジャガイモ❺ダイコン❻ナス❼キュウリ❽アスパラガス❾ネギ❿レタス-。女性10~30代では「サツマイモ」「カボチャ」が上位2位でした。
嫌いな野菜があるという人は5割強もいます。中でも「ゴーヤー」「セロリ」が各2割強、「シュンギク」「パセリ」「オクラ」が7~9%を占めて上位でした。
ただ、野菜嫌いな人でも「好きな野菜」はあるものです。その上位はというと、❶ジャガイモ❷サツマイモ❸トウモロコシ-でした。これらの野菜をところどころ織り交ぜるのも、いいかもしれませんね。
野菜の摂取量は1日350g(そのうち緑黄色野菜120g)が目標値となっていますが、かなり意識して毎食摂っていかないと目標値をクリアすることはできません。
ジェーシー・コムサが18~29歳の男女400人を対象に実施した調査では、約半数が野菜不足を感じていると回答しています。野菜を食べない理由は「調理が面倒」が52%で最も多く、特に若者の野菜不足は調理の手間と関係しているようです。
なお、生でも食べられる緑黄色野菜は、トマト、ニンジン、シソ、カイワレ大根、サニーレタス、サラダ菜、豆苗、クレソン、水菜、パセリなど多々あります。これらはサラダや、付け合わせとして主菜や主食に添えると、手軽に栄養価がアップできます。