新型コロナウイルスによる“巣ごもり”で自宅で料理をする頻度が増え、多くのママたちから悲鳴が聞こえてきます。そうした状況で、時短・簡単料理のニーズが高くなっていることが、「レシピブログ」や「フーディーテーブル」などのサイトを運営するアイランドの「家庭料理の変化に関する調査」で分かりました。

調査対象となった20~60代以上の1035人のうち、コロナの感染拡大で自宅で料理をする頻度が「増えた」(47%)「まあまあ増えた」(22%)という人は約7割。「変わらない」(31%)と答えたのは残る約3割で、「減った」という回答は0%でした。多くの人が子どもたちの休校や在宅勤務などによって、自宅で料理をする機会が増えているようです。

アイランド調べ
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料理の頻度が増えて困っていることは「献立のレパートリーに悩む」(61%)が約6割で最多。次いで「毎食作るのが大変」(52%)「栄養バランスに配慮すること」(49%)が各5割前後で続きました。毎回の食事をいかに工夫しようか苦労していることが伝わってきます。

アイランド調べ
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巣ごもり生活で増えた料理は、「短時間で作れる料理」(54%)「パスタやうどん、焼きそばなどの麺類」(53%)が約5割で上位に。次いで「手作りのパンやスイーツ」(42%)が続きます。そうした時短・簡単料理のニーズが高い一方で「子どもと一緒に作れる料理」(18%)も約2割ほどいて、在宅時間が増えたことでパンやスイーツ作りなどの料理を楽しむ人も多いことが分かりました。

アイランド調べ
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また、食材や調味料を購入する際に意識するようになったことは「日持ちする食材」(52%)が最も多く、次いで「少し多めに買うようになった」(48%)「免疫力UPを意識した食材や調味料」(40%)という結果に。“長期戦”を覚悟して日持ちもして常備しやすい食材や健康を意識した食材への傾向が多いようです。

その他には「子どもがずっといるのでパン、おやつが増えた」「お昼に野菜やお肉と併せてパッと作れるソースやスパイス」「子供も手伝いやすいこと、汎用性があることから挽肉の購入が増えた」などの声もありました。

アイランド調べ
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1カ月にかかる食費も多くの人が増加傾向にあるようです。外出自粛によるストレスも少なからず溜まりがちです。“息抜き”を認め合うなど家庭内での「協力」はもちろんのこと、アスレシピのようなレシピサイトやSNSなどで料理のアイデアを通じて励まし合い、肩の力を抜いて過ごしていきませんか。