運動はメンタルヘルスにも良い影響を与えると言われています。新型コロナウイルスによってさまざまな制約がかけられ、運動不足に陥っている人も多いと思いますが、そのためでしょうか。屋外でのランニングやエクササイズなどの運動を行う人の数は増えた気がしませんか。
アシックスが世界12カ国の人々を対象に行った意識調査では、3人に1人を超える36%(日本では25%)の人が、新型コロナ感染拡大による外出自粛前よりも今の方が活発にエクササイズを行っていると答えました。
この調査は日本、中国、インド、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ロシア、オーストラリア、ブラジル、英国、米国の各国で、週1回以上エクササイズを行っている18~64歳までの男女、計1万4000人を対象に実施されました。
それによると、約8割(79%)の人(日本では65%)が、ランニングやエクササイズによって気分が晴れるなどの効果を実感していると回答。同じく約8割(81%、日本では84%)が、ランニングは頭をスッキリさせるのに重要な役割を果たしていると答えています。
また、新型コロナウイルスの感染拡大後にランニングを始めた人の62%は、今後も継続する予定だと言います。
ちなみに、アシックスのフィットネスアプリ利用者のデータを解析したところ、週に1度以上ランニングする人は世界で62%(日本では118%)も増加しているそうです。
これからますます気温が高くなるため、マスク着用でのランニングは特に熱中症などの注意が必要です。無理のない範囲で運動していくようにしましょう。