マスク着用が定着し、布製マスクの色や柄、素材、形などもさまざまなものを目にする機会が増えました。日本ではこれまで「白色無地」が一般的でしたが、フランスや南アフリカでは「柄物」が多かったり、スイスやイタリアでは「色付き無地」が多いなど、“お国柄”もあるようです。

旅行情報サイト「ロコタビ」が海外15カ国在住の登録ユーザーを対象に、新型コロナウイルス感染拡大後の「現地の文化の変化」について調査を行い、各国のマスク文化の変化に着目したデータを公開しました。

海外在住日本人が普段から愛用するマスクの色や柄は「白色無地」が最も多い結果に。国内でも一部の学校や企業などで、着用するマスクを「白でなければいけない」と定めたことが話題になりましたが、在住する国を問わず、日本人にとっては白色無地が定番となっているようです。

ロコタビ調べ
ロコタビ調べ

一方、海外在住日本人が町中で普段目にする地元の方々のマスクは「色付き」「柄物」が多いようです。「在住国に住む人々のマスクはどんな色、柄が多いですか?」との質問で、「色付き無地」との回答があったのは、トルコ、カンボジア、スイス、オーストラリア、スペイン、ミラノ(イタリア)、ドイツ、ブラジルの各国。「柄物」は、クレモナ(イタリア)、南アフリカ、アルゼンチン、フランス、アメリカで、日本と同様に「白色無地」が多かったのは香港、韓国、ホンジュラスという結果でした。

ロコタビ調べ
ロコタビ調べ

日本でもマスクの柄や生地を服装にコーディネートしたり、飾りなどで自分流にアレンジするなどして“ファッション”として楽しむ人が増えてきました。夏本番を迎え、息苦しさや暑苦しさで大変ですが、熱中症などに十分注意し、マスクのおしゃれを楽しみつつ乗り切りましょう。