9月1日は「防災の日」。今一度、備蓄品など災害への備えを見直してみてはいかがでしょうか。なお、自然災害による被災経験がある人のうち、最も多くの人が「備蓄しておけば良かった」と後悔したものは「水」だそうです。

auコマース&ライフが、20~60代の男女800人を対象に調査を行ったところ、自然災害により生活に大きな支障が出るような被災経験をしたことがあると回答したのは29.6%。被災経験があると答えた人のうち経験したことがある災害は「地震」「豪雨・台風」「大雪」が上位3つでした。

auコマース&ライフ調べ
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日ごろから防災を意識した情報収集や防災訓練、備蓄などをしているという人は全体の約4割。被災経験がある人のうち備えをしている人の割合は53.6%で、被災経験がない人の割合は36.8%と、被災経験の有無で、災害への備えに対する意識の差が表れる結果となりました。

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災害への備えをしない理由の1位は「何から始めればよいかわからないから」(40.6%)で、20代・30代では半数以上がこの理由をあげています。2位以下は「お金がかかるから」「備蓄品を購入しても置いておくスペースがないから」「準備が面倒だから」「災害がほとんど起きない地域に住んでいるから」と続きました。

災害対策用に備蓄している物品は「懐中電灯」「水」「保存食」がトップ3。水や保存食の備蓄量の目安とされる「3日分程度」を備蓄している人は46.7%で、「それ以上」(16.1%)と合わせて6割強でした。

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被災経験がある人が「備蓄しておいて良かった」というものは、1位「懐中電灯」、2位「水」、3位「保存食」、4位「防災ラジオ」、5位「カセットコンロ」という結果に。自由回答では「乾電池」「ストーブ」などもあがりました。

一方、被災経験がある人が「備蓄しておけば良かった」と思っているものは、1位「水」、2位「保存食」、3位「ポータブル充電器」、4位「簡易トイレ」、5位「カセットコンロ」。自由回答では「乾電池」などもあがりました。

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「備えあれば憂いなし」ということわざもあります。備蓄食品の賞味期限切れなどが心配であれば、日ごろから水や食品を多めに買い置き、消費しつつ買い足して備蓄する「ローリングストック」がおすすめです。