花粉症のツラい症状といえば、クシャミや鼻水、鼻づまり。また、肌あれにストレスを感じる人も少なくないかと思いますが、春先の肌あれに関しては、花粉症の人に限った話ではないようです。
資生堂が調査した結果、花粉症ではない女性の約4割が春先になると「肌のゆらぎ」「肌あれ」を感じていることがわかりました。調査対象となったのは花粉症の女性600人と花粉症ではない女性600人の計1200人です。
「春先(2~3月頃)に『肌のゆらぎ』『肌あれ』を感じることはありますか?」という質問に、全体の約6割が「感じることがある」と回答しました。対象者を花粉症ではない女性だけに限定しても約4割が「感じることがある」と答えており、花粉症でなくても多くの人が春先に肌の悩みを抱えていることがうかがえます。
春先に「肌のゆらぎ」「肌あれ」を感じると答えた人のうち、何らかの「対策をしている」と答えた人は半数以下の約4割。残りの約6割の人は、肌の不調を感じても対策していないことがわかりました。
「対策している」と答えた人に具体的な対策方法について聞いてみると、「保湿のためのスキンケアをよりたっぷり使う」という回答が抜きん出て多い結果になりました。その他には「スキンケア製品を変える」「睡眠・休養を増やす」「新たにスキンケアアイテムを加える」「保湿のスキンケア頻度を高くする」といった対策が上位でした。