今回は、体作りを頑張るジュニアアスリートのための応援レシピ「筋力アップ☆ささみピカタ」を紹介します。
筋力アップのための“肉”といえば「鶏肉」をイメージする方も多いと思います。高タンパク質で低脂肪な部位が多い鶏肉は、パワーもあってスピードもある、そんなアスリートボディーを目指す選手にぴったりな食材です。
<鶏肉の部位比較>
(100gあたりのタンパク質量/脂質量)
●鶏ささみ肉(23.0g/0.8g)
●鶏むね肉 (23.3g/1.9g)
●鶏もも肉 (19.0g/5.0g)
●鶏レバー (18.9g/3.1g)
特に「ささみ」「むね」は、タンパク質が多く低脂肪な部位です。以前に紹介した「筋トレ☆カツオのたたき丼」のカツオと同様、筋合成をサポートするビタミンB6も豊富なので、筋トレ効果がアップ! 体脂肪は増やさずに、筋量(徐脂肪体重)を増やしてパワーやスピードをアップさせたいという選手、体質改善をして体のキレを増したいという選手、様々な選手にオススメの部位です。
アメリカのスーパーでも、「Chicken Breast」と記載された鶏むね肉がたくさん売られていて、グリルチキンやチキンサラダなど多くのレシピに活用されていました。
目的別に食材をアレンジしよう
今回のレシピ「筋力アップ☆ささみピカタ」は、鶏ささみ肉を卵と粉チーズを混ぜたものでくるみ、フライパンで焼いたシンプルなレシピです。鶏肉を使用したチキンピカタ以外にも、疲れをとりたい時にはビタミンB1が豊富な「豚肉」を使用したポークピカタもオススメです。
粉チーズの代わりに抗酸化作用のある「パセリ」や「カレー粉」を混ぜると、体調管理にも役立ちます。お好みで、ケチャップをつけて食べてもおいしいです。
このように、体作りのための栄養素がしっかり摂れ、様々な食材で応用ができるピカタは、かつてサポートをしていたアスリートの食堂でもよく提供していました。調理に時間もかかりませんし、お弁当のおかずとしてもぴったりです。
皆さんの目標とする体作りやパフォーマンス発揮にも役立つ1品になりますように。
GOOD LUCK!