【質問】トモトミコ、42歳女性・神奈川県

アミノ酸とはタンパク質の最小単位だと思うのですが、サプリメントに「アミノ酸」と「プロテイン」それぞれがあるのはなぜでしょうか。摂取の仕方や働きに違いがあるのでしょうか。

【回答】管理栄養士・石村智子さん

タンパク質(プロテイン)は20種類のアミノ酸が結合されてできています。食品から摂取したタンパク質は体の中でアミノ酸の状態に分解されてから吸収されるので、運動中やリカバリーに使用する際は、アミノ酸の方がより速く、吸収されやすいと言えます。

そういったことから、ここぞという時にはアミノ酸、タイミングや環境によって食事でタンパク質が摂れない、または不足している時にはプロテイン、というような使い方はあると思いますし、メーカもそういう意味を打ち出しているのでしょう。

しかし、タンパク質は、基本的に食事から摂りましょう。特に成長期のアスリート。また、摂り過ぎで腎臓や肝臓に負担をかけることもあります。まずはしっかり食事の基本の形に整えるようにしていきましょう。