このコラムを書いているときに「野菜が高騰しているために給食が出せない」というニュースを耳にしました。結局、２日間給食を出さない日を作るということでしたが、食材の高騰によって、このようなことが起こるのは残念です。
プロチームの場合はもちろん、このようなことは許されません。予算が足りないからと、試合前に食事が提供できなくなるのはあり得ないことです。
どんな場合でも予算を考慮してメニューを作成したり、調整したりするものですが、単純にお腹いっぱいになればいいということではなく、必要な栄養素がしっかりとれることが重要です。
最近のコラムでは、高騰している野菜だけでなく、比較的値段の高い魚も含めて、缶詰の話をしてきました。それに続いて今回は、野菜の代わりになるキムチについてお話しします。
キムチは塩分だけでなく、ジュニアアスリートにとっては辛さも気になるところですが、やはり白菜やニンニクなどの野菜がとれることは見逃せません。
今回紹介する「豚キムチキュウリ」では、なるべく汁気を切って使うこと、酸味が気になる場合は製造年月日が新しいものを使うと良いでしょう。塩などの調味料は使わずにキムチの味をうまく使い、手軽に野菜を補給し、簡単に調理しましょう。
