寒くなってくると温かいものだけでなく、ちょっと辛いもので体を温めたくなりませんか?
辛いものを食べると汗をかいたり、体が熱く感じたりすることから、「辛いもの=体を温める」ということは間違いではありません。でも、唐辛子の温める効果は持続しにくいということはご存知でしたか?
今回紹介する「サーモンの辛いスープ」は、その唐辛子の利点と欠点を考慮したレシピです。温かく辛いもので体温を上昇させて、サケや豆腐のタンパク質やショウガなどを取り入れて、持続させることがポイントです。
何と言ってもサケは、この時期にしっかりとりたいビタミンDが豊富なので、メイン食材に使っています。さらに脂がのっているものを選べば、EPAがとれるだけでなく、ビタミンDの吸収もアップします。
最近、私がサポートするプロ選手が送ってくる食事写真には、結構な頻度でサケが写っています。選手いわく「食べるのに迷ったらとりあえずサケ!」と言っていますが、確かにこの時期はその考えで良いでしょう(笑)。
選手のコンディションだけでなく、季節や気温、食材の旬を考慮して食事を考えたいものです。