冬のこの時期は良いコンディションをキープするために、アスリートに発酵食品をよく取り入れるようにアドバイスしています。手軽にとれる発酵食品として、アスリートがよく食べているのがキムチ。メーカーによって辛さやうま味などが異なるため、飽きずに毎日食べているアスリートもいます。
今回は、そんなキムチを使った「キムチ入りボリュームポテトサラダ」を紹介します。キムチは、できるだけ原材料がシンプルなものを選ぶようにし、新しいものよりは消費期限が近いものの方が、発酵度が高いのでおすすめです。
また、「キムチ入りボリュームポテトサラダ」で使っているジャガイモには、男爵やメークインなどよく店頭にある品種以外にも相当な数の種類があります。「煮崩れしにくい」などメニューによって種類を選んでいる方もいると思いますが、食品学上は「粉質(こなしつ)」と「粘質(ねんしつ)」で分類します。
ほくほく粉質とねっとり粘質
「紛質」は男爵などでんぷん含有量が16%以上のもの、「粘質」はメークインなどのでんぷん含有量が16%未満のものを指します。紛質は煮崩れしやすいものの、コロッケやマッシュポテトの調理に向くもの、粘質は煮崩れしにくく油での調理や煮込み料理に向いています。「マッシュポテトは男爵…」と言われるのは、ジャガイモに含まれるでんぷん含有量の違いからだったのです。
「キムチ入りボリュームポテトサラダ」は粉質の男爵、キタアカリなどのジャガイモを選ぶといいでしょう。このレシピは鶏ひき肉やキムチを使っているため、ご飯が進みます。電子レンジで簡単に作ることができます。ぜひお試しください。