私が技術指導にも関わる女子中学生のバレーボールクラブは先日、皇后杯全日本バレーボール選手権の神奈川県予選に出場しました。神奈川県内の大学上位4チーム、高校上位4チーム、一般クラブチーム(ヤングクラブではありません)から2チームと、合計10チームでのトーナメント戦です。
当日は今季一番の猛暑となり、空調のない体育館で開催されたため、暑さは相当なものでした。結果は大学を相手に健闘しましたが、0-2(23-25、23-25)で終わりました。
育成年代の上達には、ある程度の練習量が必要
育成年代は、ボールに触る回数や時間が多ければ、その分上達します。それが行き過ぎると、練習の「やらせすぎ」になりますが、上達するにはある程度の絶対量が必要です。
バレーボールのクラブチームが部活動と大きく違うのは、常時使える場所がないことです。週に数回、体育館を借りて活動しますが、時間は短く、回数も限られ、次の練習まで間隔が空くことはよくあります。今回は試合前に数日間、練習ができませんでした。
当クラブは、周りに練習時間を言うと驚かれるほど少ないですが、1人1人が自らの課題をもって主体的に取り組むため、短時間でも著しく成長します。夏を過ぎ、秋頃になると上級生はかなり上達してくるので、この夏に期待して日々活動しているところです。
夏休みは練習時間がまとまってとれる時期です。特に日頃、練習場所を探しながら活動している人たちにとっては、貴重な時間です。
夏の成長を最大限に生かすには、体調を崩すことなく、練習や合宿・遠征に参加することが大切となってきます。暑い中でもコンディションを落とさず、スタミナや筋力もしっかりつくように毎日の食事を質・量ともにしっかりとるようにしましょう。
今回紹介するのは「ふわふわ納豆まぐろ丼」です。
ポイントは卵を卵白と卵黄に分け、卵白に納豆を加えて泡立てること。卵白だけで泡立てるよりも、ネバネバの納豆を加えた方がふわふわに泡立ちます。今では電動のハンドミキサーやブレンダーもありますが、昔ながらの手動泡立て器でも短時間でふわふわに仕上がるのでやってみてください。
卵全部を使う「ふわふわ納豆まぐろ丼」は、納豆やご飯のタンパク質と合わせて30g以上のタンパク質が摂れます。ご飯さえあれば、火を使わずに用意できるので、子どもが1人でも作れるメニューでもありますね。
育成年代にとっては、基本的な技術をきちんと身に着けることがその先の土台となります。その技術を確かなものにするため、筋肉がしっかりつく食べ物をとりましょう。