#休校になった君たちへ-。日刊スポーツでは、コロナウイルス拡散で休校、自宅待機となっている子供たちに向けて、サッカー日本代表兼東京オリンピック(五輪)代表・森保一監督からのメッセージをお届けします。

サッカー日本代表の森保一監督(2020年1月4日撮影)
サッカー日本代表の森保一監督(2020年1月4日撮影)

サッカー日本代表兼東京オリンピック(五輪)代表・森保一監督

家にいるだけの生活になると、子どもたちはストレスがたまり、エネルギーがあり余るのは想像がつくところです。今は家の中で、できることを、できる範囲で体を動かすことが大事だと思います。

サッカーボールを蹴ったりすれば、いろんなところに当たって、家の壁が壊れたり、物が壊れたりすることがあって大変かもしれません。左右にまたいだり、タッチしたり、ボールを動かさなくてもできることはあります。あとは両手を肩の高さで横に広げ、片足を上げてひざを90度に曲げて立つといった体幹トレーニングもできますね。

今はいろいろな情報が得られる時代です。外に出られないという時間を生かして興味をそそられるものを見つけて、トライしてほしい。新たなことに取り組む、いいきっかけにしてほしいと思います。

(2020年3月24日、ニッカンスポーツ・コム掲載)