日本ハム宮西尚生投手(34)が4日、オンライン取材を受け、自宅でできるオススメの「家トレ」を紹介した。
自身も自主練習期間の今、家で行っている練習法として「シャドーピッチングをしたりしています」。外出を控えなければならない現状でも、手軽に室内でできる練習だ。
宮西 小学生とか中学生、高校生もフォームを固めるには、すごくいいこと。タオル1枚で家の中で出来る。暇つぶしにもなるし、うまくなる秘訣(ひけつ)でもあると思う。すごくいいんじゃないかな。
合わせて、今の時代だからこそできる有効的な「家トレ」も紹介してくれた。
宮西 今はiPadとかですぐに動画が見られる時代。自分の好きな投手であったり、こういうフォームになりたいとか、そういうピッチャーの動画を見て、まねをしてみるのも1つの良さだと思う。
動作をまねることで、レベルアップの大きなヒントを、体全体で得ることもできるかもしれない。
宮西自身は、いつ開幕してもいいように体のメンテナンスを続けている。「肘回りの強化という意味でウエートトレーニングだったり、キャッチボールでフォームづくりをしている」。プロ1年目から12年連続で50試合以上登板を続けている百戦錬磨の鉄腕でも未体験の状況だが、「リリーフというのはシーズン中と、こういう状況は似ているので、別に大して苦ではないです」と泰然自若。フル回転できる準備を着々と進めている。【木下大輔】
(2020年4月5日、ニッカンスポーツ・コム掲載)
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