貴重なユーティリティープレーヤーとして外野にも挑戦中の楽天山崎幹史内野手(24)が19日の練習後、オンラインでの取材に応じた。

活動休止期間があったことをふまえ「走るのはそんなに変わってないです。バッティングの面で下半身の可動域が落ちて、思うようなバッティングができないので、しっかり下半身を使って野球することをやっていきたい」と今後のトレーニングについて説明した。

下半身を意識しながら打撃練習を行う楽天山崎幹(球団提供)
下半身を意識しながら打撃練習を行う楽天山崎幹(球団提供)

下半身の可動域を広げるため、現在はウエートトレだけでなく自重でのトレーニングも重視。スパイダーマンのように地をはいながら歩く「スパイダー」や中腰になって歩く「ひよこ歩き」をメニューに取り入れて汗を流している。

山崎幹は「こうやって(体が)なまることによって、見つめなおす時間が増えたのでプラスにとらえています。今年はずっと1軍でやりたいなと思っていたので(開幕が遅れても)そこは変わらず1軍でしっかりプレーがしたいなという思いです」とシーズンへの意気込みを示した。

(2020年5月19日、ニッカンスポーツ・コム掲載)