新型コロナウイルスの影響により、健康や免疫力アップを意識するようになった人も多いのではないでしょうか。自宅で過ごす時間が増えたこともあり、一日の疲れを癒すお風呂の事情も変化しているようです。

美顔器や化粧品の商品開発を行うヤーマンが20~40代の女性300人(各年代100人)を対象に調査した結果、コロナ禍を経て1日の平均入浴時間が増加していることがわかりました。

コロナ禍が本格化した2~3月以降、湯船に浸かるようになったかどうかを尋ねたところ、21%が「より浸かるようになった」と回答しました。具体的な入浴時間については、1日で平均2.4分、1カ月に換算すると72.3分も長くなっていることがわかりました。

「お風呂時間をより充実させたいと思いますか?」という質問に対しては、「そう思う」と回答した人が18.7%。「ややそう思う」が41%で、合計すると過半数を超える約6割の人がお風呂の時間を充実させたいと考えていることがわかりました。

お風呂での過ごし方が変化した人からは「動画を見るようになった」「読書や半身浴をするようになった」といった声が寄せられました。また、感染予防対策の一環としてお風呂の時間を活用している人も多く、「免疫力や体力を高めるために、体を温めたいので、湯船に浸かる時間が長くなった」「髪を2度洗いするようになった」と回答する人もいました。