3月19日は「世界睡眠デー」です。毎日を快適に過ごすためには、良質な睡眠は欠かせないですよね。しかし、新型コロナウイルスの流行後、生活リズムの変化も相まってか、多くの人が睡眠に満足できていない状況にあるようです。
睡眠に関わる製品およびサービスを提供するエマ・スリープが調査した結果、全体の約6割が睡眠に何らかの問題を抱えていることがわかりました。調査対象となったのは、全国に住む20~60歳の男女1028人です。
コロナ禍の前後で起床時間を比較したところ、6~7時台はコロナ前、8~9時台はコロナ後の方が多い結果となりました。また、同じく就寝時間も比較したところ、24~25時台はコロナ前、26~27時台はコロナ後の方が多くなり、生活リズムに変化が生じていることが伺えます。
「寝付けない、熟睡できないと感じることはありますか?」という質問に対しては、6割以上の人が「ある」と回答。理由としては「ストレス」が最も多く、次いで「寝る直前のスマホ、デジタル機器操作」「運動不足」「仕事の悩み」が続きました。
「寝るとき、睡眠時に大切だと思うことを教えてください」と尋ねたところ、「寝具のフィット感」(62.8%)と「睡眠時の温度」(60.8%)がともに6割以上と多く、次いで「寝室照明の明るさ」(45.6%)「周りの音」(39.2%)「寝具の通気性」(31.6%)が挙がりました。