<国際派の白菜(2)>
白菜の旬は11月下旬から2月。キャベツと同じアブラナ科の野菜なので、寒くなってきた時期、葉っぱは外気に触れて大丈夫なのと思いたくなりますが、実は霜にあたるぐらいの寒さの方が白菜はおいしくなるといいます。寒さで甘さとやわらかさが増すそうです。だから、この時期にしっかり白菜を食べておきたいですね。
おいしさが増した旬の白菜を使って、冬ならではの箸休めを作りましょう。合わせるのは、やはり同じように冬においしいゆずです。
このゆず白菜、作ってすぐにいただけますが、半日ほど置いて全体がなじんだ頃がよりおいしくなります。冷蔵庫で2、3日は保存できますよ。
ところで、各家庭で白菜の漬物などを仕込んでいた頃と違って、いまでは白菜丸々1個を買うことは少なくなりましたよね。半分や1/4個のカットした白菜がスーパーで並ぶようになりました。
それでも余ってしまった時は、適当な大きさに切って、ジッパー付きの保存袋で冷凍可能です。凍ったまま調理すると、生の白菜よりも早く煮えるので便利ですよ。
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