<おいしくてビッ栗(2)>
旬の栗をおいしくいただきましょう。
水煮など、加工された栗を利用するのでももちろんいいのですが、皮付きのまま調理することで、どんどん抜けていってしまう水分を保持した新鮮な栗をいただくことができます。
日本人は栗ご飯や栗おこわなど、何かと和食の総菜のイメージが強いものです。それはきっと、秋には豊作を感謝する祭りがあり、その時季に栗と米が収穫され、それらは祭りを通して神にささげてこられたからです。
旬が重なる食材を合わせることは味覚的にも、一番の醍醐味(だいごみ)でもあったのですよね。日本人の食文化における知恵でもあったと思われます。
今日は米と合わせるのではなく、パンと栗を合わせます。
ゆで栗とブルーチーズとはちみつで、少し大人味のごちそうトーストを作ります。ブルーチーズの代わりに、クリームチーズやカマンベールチーズなど、お好みのチーズでも。小さめのパンで作れば、ワインのアテにもなりますよ。
次のページレシピはコチラ