<ありがたい、ゴボウさん(4)>
ゴボウを調理する際、必ず水につけますよね。あれはあくを抜くためです。つけていた水がすぐ茶色になってしまうのを見ると、「こんなにあくがあったのか」とびっくりするほど。そのあくの正体は何かというと、クロロゲン酸など抗酸化作用をもつポリフェノール。だから必要以上に水につけてしまうと、大切な体のサビを取ってくれる抗酸化作用の栄養成分をなくしてしまいますから、水につけるのは必要最低限の時間にするといいです。
また忘れてはならないのが、ゴボウには食物繊維が豊富に含まれているということ。食の洋風化が進み、肉を食べることが多くなってきている日本人、実は食物繊維の摂取量が年々減ってきています。だから意識的にゴボウをとることが大切かもしれませんね。
今日は、サラダでも煮物でもない、ゴボウを使ったお総菜を作りましょう。豚肉と一緒に炒めているので、ゴボウがもりもり食べられますよ。
次のページレシピはコチラ