海外の選手もよく利用しているアボカドは「森のバター」とも言われる栄養価の高い果物です。ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸、食物繊維と多くの栄養素が含まれています。
中でも、特に多く含まれるビタミンEは血流を促し、激しい運動による身体の酸化を防ぐ「抗酸化作用」があります。タンパク質の代謝に関与するビタミンB6、造血作用のある葉酸、食物繊維なども含まれています。また、質の高い脂質といえる不飽和脂肪酸も多く含まれています。
エネルギー量高いので摂りすぎ注意
抗酸化作用が高く、炎症を抑え、ケガ予防や筋肉の回復・修復に良いとされるアボカドは、アスリートが摂るべき食材のひとつと言えます。ただし、アボカド1個(可食部約140g)は、大きめのおにぎり1個分と同じくらいのエネルギー量があるため、摂り過ぎには注意しましょう。減量期には摂取量を控えつつも、満腹感が長持ちするので、上手に利用するといいですね。
写真は「エビとアボカドのチャウダー」です。高タンパク質、低カロリーのエビと栄養価の高いアボカド、抗酸化作用のあるビタミンA・C・Eを含むカボチャを使ったメニューです。これからの寒い季節にオススメです。