乾物は、アスリートにとって栄養の宝庫です。日持ちするので、暑い時期にとても重宝しますし、簡単に調理できるので、食事を作る側としても扱いやすい食品です。
しかし、便利だからといって大量に買って余らせてしまったり、日持ちするがゆえに忘れてしまったりしていませんか? 毎日の食卓に加えることで栄養価をプラスできます。
乾物にはさまざまなものがありますが、特にアスリートにオススメの乾物を紹介してみましょう。
●ヒジキ
●キクラゲ
●干しシイタケ
●切り干し大根
●桜エビ
●ジャコ
これらの食品は、天日で干して乾燥させた食材(最近では、そうでない場合もある)で、太陽の光を浴びることで水分が少なくなり、栄養価も増加します。骨や歯を丈夫にして、精神の緊張や興奮を緩和してくれるカルシウム、酸素を運搬し、貧血予防の作用がある鉄、代謝を促進するビタミンB群、また食物繊維などが豊富に含まれています。
この他にもたくさんの種類がある乾物を上手に使って、栄養価の高い食事にできるといいですね。
今回紹介するレシピは「ヒジキとタラコの炊きこみご飯」。炊飯器に入れるだけで、栄養価抜群の炊きこみご飯になります。
ヒジキはカルシウム、鉄、食物繊維の含有量がダントツの食材です。タラコはビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEが多く含まれています。糖質、脂質、タンパク質の代謝を促進するビタミンB群は、肥満予防、疲労回復に効果的。貧血予防に必要なビタミンC、葉酸、ビタミンB12も豊富です。