毎日栄養を考え、食事を作るのは大変ですね。しかもテニスにあったメニューを…となると、さらに一苦労。特に朝は、家族全員のお弁当も作らなければならず、時間をかけずに簡単に作れるメニューがあればうれしいですよね。
今回は簡単で美味しく、パワーが出る朝食レシピ「キャベジーズ」を紹介します。
夕食を摂った後、翌日の朝食まで約10時間も何も食べない状態が続くと、体温や血糖値が下がります。そのまま朝食を摂らないと、集中力が低下し、練習や試合でも実力を発揮できません。
体内のエネルギーが足りていないので、疲労も蓄積され、ケガをしやすくなります。そのため、朝食を摂ることはとても重要です。
朝ごはんを食べると、消化器官で唾液や胃酸の分泌が盛んになり、体温も上がります。テニスは試合開始時間がはっきりと読めないので、試合当日の朝は必ず食べるようにしましょう。そうすることでエネルギーが身体に蓄えられ、脳の働きを活発にし、戦術や戦略を考えるための助けになります。集中力が上がるので、学校でも勉強がはかどります。
キャベツは肝臓の働き助ける
キャベジーズで使っているキャベツは、胃の粘膜を丈夫にし、ビタミンCとともに内臓疲労を起こしやすい肝臓の働きを助けます。ニンジンを油で炒めることでカロテンの吸収を高め、風邪予防にもなります。
ツナ、ロースハム、シーフードミックスのアサリ、イカ、エビでタンパク質をたっぷり摂り、丈夫な筋肉を作る手助けをします。アサリは貧血予防の鉄、ロースハムは疲労が蓄積しないようにするビタミンB1、チーズは丈夫な骨を作るために必要なカルシウムを含んでおり、栄養が凝縮された一品です。
作り方も簡単で、材料を炒めてチーズを乗せ、トースターで焼くだけ。たくさん作っておき、夕食でグラタンや魚、肉のソテーに乗せるなど、使い回しもできます。ぜひ作ってみてください。