選手のサポートをしていると、高校生で身体が出来上がってきた女子選手は体重を気にするようになってきます。スポーツ選手であっても年頃になると、やはりスリムに、きれいになりたいという気持ちが生まれてきます。
そして自己流のダイエットに走って身体に負担をかけ、ホルモンのバランスを崩してイライラしたり、ストレスをためたりする選手が多いのです。
また、試合で思うような成績が出せなかった選手は、食べることでストレスを発散します。結果として身体は重くなり、集中力もなくなり、逆効果となります。
そんな選手たちにはヒアリングを行い、どこに食生活の乱れの原因があるのかを見つけだし、正していきます。大抵、食事のバランスが崩れていることが多いので、基本の6品を揃えるようにし、さらに鉄やカルシウム不足にならないよう指導します。
βカロテンで活性酸素撃退
選手を支えるお母様も大変でしょう。毎日の3食に補食。家事に仕事に忙しく、自分のことに構っている暇はない、ということはありませんか? 家族のため、子どものために食事を作るなら、自分もきれいになれるアンチエイジング効果のある食事をしたいですよね。
減量を目的とする選手とお母様の「美チカラ」をアップさせる食事のポイントはいくつかありますが、今回は「活性酸素撃退」のレシピを紹介します。低カロリーでも満足できる「カボチャとパプリカのトマトスープ」です。
選手は、運動やストレスで活性酸素が増えます。特に屋外スポーツの選手は紫外線を直接肌に受けるので、酸化によるしみや肌荒れにつながります。応援に出向くお母様も紫外線を浴びるでしょうし、日頃の疲れやストレス、飲酒、食の乱れなどで酸化すると、病気の原因にもなります。
緑黄色野菜のカボチャ、パプリカ、トマトは抗酸化作用のあるβカロテンが豊富です。簡単に作れるヘルシーメニューで、母娘できれいになりましょう。