トップアスリートの勝負めしは「餅」だった。JA全農チビリンピック2018(日刊スポーツ新聞社ほか主催)が5日、神奈川・日産スタジアムほかで行われ、ゲストとして2017年陸上世界選手権男子400メートルリレー銅メダリストの藤光謙司(32=ゼンリン)らが参加。子どもたちと一緒に餅つきを行った。
藤光は中高生の頃、試合当日の朝ご飯に必ず餅を食べていたというエピソードを披露。「お餅を食べると試合モードに入った。餅はパワーフードです」と笑顔を見せた。
リオデジャネイロ五輪重要挙げ女子53キロ級6位の八木かなえ(25=ALSOK)は体操から転向した経緯もあり、増量のために日頃から食べていたという。「夏でもお雑煮にして食べていました。お餅はパワーの源ですね」。
また、プロボクシングの元世界3階級王者・八重樫東(35=大橋)は試合前は減量が必須だが、「計量でパスしたら、試合に向けて炭水化物を摂る。そこでお餅を食べています」と話した。
餅には糖質が豊富に含まれており、時間がないときや食欲がないときでも、素早くエネルギー補給できる。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さん(45)も現役時代、レース前日と当日にお餅を食べていたことはよく知られている。試合でのパワーアップを望むなら、アスリートにならって「試合前の餅」を取り入れてみては?
【アスレシピ編集部】