今回は、皆さんの筋力アップをシチューで応援します。タンパク質豊富な牛肉と大豆を使った筋肉めし「マッスル☆ビーフシチュー」です。

筋肉を増やすためには、体重(kg)の2倍のタンパク質(g)が必要だと言われています。例えば、体重70kgの選手が必要とする140gのタンパク質を確保するためには、以下の食材と量が目安です。

ご飯=丼4杯
鶏肉=150g
サケ=1切れ
卵=2個
納豆=2パック
牛乳=コップ 5杯
みそ汁=1杯

具だくさんシチューに多くのタンパク源 

私がNFLチアリーダーとして体作りをしていた時は、たくさんのタンパク質をとるのが大変でしたが、そんな時に大活躍してくれたのが「大豆」です。

「これ以上食べられない」といった時も、トマトスープやビーフ、チキンのコンソメスープ、デミグラスシチュー、クリームシチューなどに、肉や野菜と一緒に大豆を入れることで、手軽にタンパク源を補給できました。ついでに、タンパク質が豊富な「ツナ」の缶詰も一緒に入れてしまえば、味にコクも生まれて一石二鳥です。

マッスル☆ビーフシチュー」は、肉や野菜、大豆がゴロゴロ入ったアメリカンスタイルのシチュー。材料の牛肉、ひよこ豆、グリーンピースから、タンパク質が一度にたっぷり摂れますよ。

種類豊富な豆製品が並ぶアメリカのスーパーマーケット
種類豊富な豆製品が並ぶアメリカのスーパーマーケット

健康的なオーガニック食材が揃うアメリカのスーパーマーケット「TRADER JOE’S」にも豆製品がたっぷり並んでいます。納豆や豆腐、みそなどの日本由来の大豆製品の代わりに、いろんな種類のビーンズ、サヤインゲンやグリーンピースが売られていて、現地の方々にも優秀なタンパク質源として人気があります。店内は手書きのポップや絵が書いてあって、とても可愛いスーパーマーケットです。

豆製品はアメリカでもタンパク質源として人気
豆製品はアメリカでもタンパク質源として人気

シチューの具材は煮込んで柔らかくすることで、体内での吸収も早くなり、運動後の疲労回復にもぴったりです。体もポカポカ温まるので、寒くなってきたこれからの季節のコンディション管理にも役立ててくださいね。

KEEP WARM!

元NFLチアリーダー・松崎美奈子