この夏は例年にない猛暑が続き、疲労が蓄積している人も多いでしょう。ポッカサッポロフード&ビバレッジはこのほど、小学生の子どもを持つ母親547人を対象にアンケートを行い、夏休み中の体調の変化についてまとめました。
“冷え”が体調不良に
夏休み前と後の生活の比較では、アイスクリームやかき氷などの冷たい食べ物や、スポーツドリンク、水などの冷たい飲み物を摂取する頻度が「多くなった」「やや多くなった」と回答した人が6割を超えました。また、クーラー使用頻度についての質問でも、6割以上がクーラーに当たっている時間、クーラーをつけたまま寝る頻度が「多くなった」「やや多くなった」と答えました。さらに、これらの結果に比例して、体調不良になった子どもの割合も高い傾向が見られました。
母親も疲れが溜まっている
子どもが普段の学校生活から、夏休みになって家庭中心の生活になることは、母親にも影響が出ています。「夏休み前と比べて、夏休み中の疲れの状況」の質問では、半数以上が「夏休み中のほうが疲れている」「夏休み中のほうがやや疲れている」と回答しました。
普段は学校に通っているため、日中は自分のペースで家事や仕事ができているのが、夏休みになると子供と接している時間が長くなります。そのため仕事の時間をずらしたり短縮したり、さらには昼食の準備や宿題の手伝いで時間がとられる。それらで生じるであろう“ストレス”も回答に反映されていました。
以上の結果から「子どもは暑さで夏バテ、母親は夏休みバテ」という状況が垣間見えました。
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