6つの要素を確認しよう
アスリートの食事は、主菜、主食、副菜、汁物、果物、乳製品の6つの要素をそろえることが基本です。ただし、必ずしも6皿並べなければいけないということではなく、6つの要素が入っていれば皿数が少なくてもOK。また、毎食完璧を目指さなくても、2~3日でバランスが取れればよいと考えましょう。
■主菜&主食・パエリア風ピラフ(調理時間:50分)
シーフードがたっぷり入っているので、1品で主菜と主食の役割を果たします。フライパンで炊き上げてそのまま食卓に出せば、歓声が上がること間違いなし。
■副菜・春キャベツと新タマネギのポテトサラダ(調理時間:30分)
旬の野菜には、その時期の体に必要な栄養素がたっぷり含まれています。水分が多くやわらかい春の野菜は、サラダなどの生食や軽く火を通しての食べ方がおすすめ。食物繊維をたっぷり摂って腸内環境を改善し、免疫力を高めましょう。
■汁物・ブロッコリー豆乳ポタージュスープ(調理時間:30分)
ブロッコリーには鉄の吸収を助け、炎症反応を抑えるなど、ケガをした時に大きな力を発揮するビタミンCが豊富で、ファイトケミカルも多く含まれています。ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、スープにすることで効率よく摂取することができます。
この献立の栄養価は、エネルギー1001kcal、タンパク質41g、脂質22g、炭水化物159.5g、鉄5.9mg、カルシウム407mgです。
※果物は手に入るものでOKです。
※体格や練習量、その日のコンディションに応じて、量や品数を調整してください。
※なるべく基本の6品目(主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物)をそろえましょう。
★参考コラム
・「栄養の6ポジション」を理解して揃えよう、エネルギーチャージ弁当