毛細血管を丈夫にする成分として注目されるルチン。ルチンはポリフェノールの一種でビタミンPとも呼ばれ、抗酸化物質が豊富で、疲労や病気の原因となる活性酸素の除去にも役立ちます。今が旬のアスパラガスをはじめ、そばやデーツにも多く含まれています。ルチンが摂れるレシピを5点紹介します。

アスパラの豚肉巻きグリル

ルチンは穂先に多く含まれています。アスパラガスから発見されたアミノ酸「アスパラギン酸」が疲労回復を助け、エネルギー代謝を促進させます。栄養素を効率よく摂るには、水溶性ビタミンを逃さないよう、ゆでるよりも炒める、蒸すなどが効果的です。

アスパラガスの卵ソース

アスパラと卵の組み合わせは、北イタリアで人気の食べ方。互いの不足を補い、栄養バランスがよくなります。

けんちんそば

うどん、そば、パスタ…と麺は色々ありますが、一番疲れがとれる麺は何だと思いますか? 答えは「そば」。そば粉に含まれるルチンが、トレーニングで傷ついた筋肉細胞を元気に修復し、疲労を回復してくれます。ルチンを多く摂れるのは、そば粉100%の「十割そば」です。

そば茶チャーハン

そば茶にもルチンが含まれています。赤パプリカなどのビタミンと相性が良く、それによってさらに毛細血管を強化できます。茶殻を使うことで食物繊維も摂れるため、体脂肪が気になる時にもおすすめのレシピです。

デーツの米粉スコーン

ナツメヤシという木の果実であるデーツは、日本では主にドライフルーツとして食されています。砂糖の代わりに甘みづけに使うと、砂糖を使うよりも血糖値の上昇が抑えられ、体の負担になりません。デーツにもルチンが多く含まれています。

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