ご飯は水分を多く含む、脂質が少ない、たくさんの糖質を摂取できるなど、数々の利点がありますが、時には「今日はご飯より、パンを食べたい気分」という日もあるのではないでしょうか。今回は、パンを主食にした場合の献立のポイントを紹介します。
食パンとご飯の栄養価を比較してみましょう。
種類 | エネルギー (kcal) |
タンパク質 (g) |
脂質 (g) |
炭水化物 (g) |
---|---|---|---|---|
食パン (6枚切り2枚120g) |
298 | 10.7 | 4.9 | 55.7 |
ご飯 (茶碗大盛り1杯200g) |
336 | 5 | 0.6 | 74.2 |
※出典:日本食品標準成分表2020年版(八訂)
エネルギーに大きな差はありませんが、パンの方がご飯よりも脂質が多く、炭水化物が少なくなっています。パンにはバターをつけたり、油を使ったおかずとの相性が良いため、食事全体の脂質量も多くなりやすい傾向に。パンを主食とする日はおかずの脂質を控え、炭水化物を多く含む豆類やイモ類、カボチャ、春雨などを取り入れるとバランスが良くなります。
同じパンでも、フランスパンは食パンよりも低脂質(120gで1.6g)です。噛みごたえもあるので、満腹感も得やすくなります。
<主菜>ジャガイモの焼きカレー
<副菜>ご飯でもパンでも!サバみそマヨサラダ
<汁物>豆乳のポタージュ
<主食>食パン
<果物>柿
<乳製品>飲むヨーグルト
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