「部長や主将になる先輩は、オンとオフの違いがすごい」。
「憧れの先輩はどんなところが魅力ですか」と、大学生選手に聞いたときに返ってきた答えです。練習に集中するときは真剣に、オフになればとことん楽しむ…そんな選手の姿が見えてきました。
そのようにオンとオフの切り替えが上手な選手は、部長や主将のようなリーダー的存在になり、競技力も高い選手が多いと感じます。
好きな音楽を聞く、ストレッチを長めに行う、食事時間を楽しむなど、オンからオフへ、オフからオンへ、自分にとって効果のある方法を知り、実行することで、メリハリのある生活をすることができます。それは、練習への集中度合いにも影響します。
強化合宿や遠征が多くなる時期は特に、家庭とは異なる場所、人の中での生活になり、長期間になると疲労がたまってしまうことがあります。そのような時こそ、オンオフの切り替えをスムーズに行い、練習をより質の高いものにしましょう。
家族もメリハリある生活を
このような生活が大切なのは、選手だけでなく、生活を供にする家族にも当てはまります。例えば、食事はスマホを見ながらではなく会話を楽しむ、自分のリラックス方法を知っている、趣味の時間を楽しむなど。家族もオンオフを上手に切り替え、メリハリのある生活をしているところを見せていきたいですね。
食事・料理の時間を楽しく過ごすことも、メリハリのある生活のひとつの手段です。今回の「サーモンソテー」は市販のバジルソースを使うことで、簡単にバリエーションが広がります。