練習時刻によっては、寒いと感じる季節になってきました。特に雨の日の野外練習は冷えやすく、風邪をひきやすくなるので、練習後すぐに着替え、体を乾かし、温めることが大切です。

そんな時は、温かい食事が何よりのごちそうです。温かい汁物は、水分補給と同時に体を温めるのを手伝ってくれます。

汁物はみそ汁のほか、吸い物、コンソメスープ、ポタージュスープなどさまざま。お茶漬け、雑炊、雑煮、スープ煮込み、茶碗蒸しなども加えると、バリエーションも豊かです。

とろみは汁の1~1.2%

特に、とろみのあるものは冷めにくく、より温かい状態で食べることができます。片栗粉を水溶きして加えるとろみの濃度は、汁の1~1.2%が具が沈まず、とろみが濃すぎず良いとされています。

料理を盛り付ける直前に、器に湯をくぐらせて温めておくのもポイント。料理を冷まさずに提供できます。

体を温め、炭水化物もタンパク質も摂れる「スープ餃子」
体を温め、炭水化物もタンパク質も摂れる「スープ餃子」

今回はスープ煮込みのひとつ「スープ餃子」を紹介します。餃子の具もアレンジしながら、楽しんでみてくださいね。

管理栄養士・田澤梓