だんだんと暑い日が増えてきました。暑さ対策は1人1人違い、同じチームの選手であっても練習強度、練習量、体調、練習前の食事などによって大きく異なります。体調が悪い、寝不足、食欲がないなど、いつもと状況が違うときは注意が必要です。
運動前後の体重測定も大切
選手は暑熱対策のために、練習中の定期的な休憩、運動前・運動中の水分補給や身体冷却は欠かせません。こまめな水分補給はもちろんのこと、運動前後での体重（脱水量）を測定し、それに見合った量の水分を摂っていきましょう。
今では水分補給や暑熱対策もさまざまで、シャーベット状の冷たい飲料を摂取する方法もあります。また、ミントの葉などに含まれるメントールをジェルやスプレーで、皮膚や衣服の外から塗って冷却する方法もあります。それだけでなく、メントールの風味付けされた飲料を飲んだり、口をゆすいだりすることが暑熱への感覚を変えるとも言われています。自分にあった方法を試していき、暑熱環境での体温上昇を防いでいきましょう。
冷たい麵やコーンフレークでも
夏バテを防ぐためには、食事も重要です。暑さで食欲がないからと食べないのではなく、それでも食べられるものを選ぶのです。冷たい麺やコーンフレーク、香辛料の効いたもの、ゼリー飲料など、少しでも食欲が沸き、食べやすいものを選び、欠食しないことを気を付けていきましょう。
今回は夏野菜のトマトを使い、カレーの香辛料で食欲をそそる「トマトカレー」を紹介します。肉や野菜がとれ、ご飯がすすむ一品です。
