<ママ特派員・サポーターから>

子どもの食が細い、食欲がない…食欲不振の経験があまりない保護者にとっては、どうしたらよいのかと悩むのではないでしょうか。

私は普段から比較的食が細く、夏に暑さが続くなどするとすぐ食べられなくなります。そこで、自分自身の経験から、食べられないとはどのような状態なのかを考えてみました。

「食べられない」理由

私が食べられない時は、以下のようなことが同時に起こっています。

○食べたいものがない
○口に食べ物を入れるのが面倒
○噛んで飲み込むのが面倒

特にお米、パン、肉、魚を食べるのが辛くなります。そして水分ばかり摂取し、満腹になってしまいます。

食欲がない時は、食事の代わりにゼリー飲料などを摂取してしまいがちですが、ゼリー飲料はすぐに食事が摂れない時だけにとどめ、なるべく食事から栄養を摂るように心がけています。

具体的な対策として行っているのは、以下の4点です。

○食事の前1時間は満腹感の出る、牛乳、炭酸飲料、甘い飲み物は控える
○食材は小さく切るなどして、飲み込みやすくする
○品数を減らし、具が多めの汁物を用意する
○(子どもに対しては)叱ったり怒ったりしても食欲が出ることはないので、食べられたらほめる

自律神経を整える食材を食べやすい形で

食欲不振の原因の1つに「自律神経の乱れ」というものがあり、アスレシピでも取り上げられています。

色々なページに自律神経を整えるのによい食材が紹介されていますが、その中でもよく出てくる「トリプトファンの多いバナナ」「GABAの多いトマト」「発芽玄米」について、食欲のレベル別に食べやすくする方法を考えました。

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