<ママ特派員・サポーターから>

塩麹やしょうゆ麹を料理に使うと、元の素材にはなかった「ブドウ糖」やうま味成分「アミノ酸」が作り出されるので、手軽に栄養価をアップすることができます。

また、麹の酵素が食べ物の細胞を分解してやわらかくなり、消化しやすくなるというメリットもあります。主宰する料理教室でも大活躍しています。

アスリートにも、サポートに忙しいママにも役立つ手軽なレシピをいくつか紹介します。ぜひ取り入れてみてください。

野菜スープの味つけに

寒くなってきたら、野菜はスープでたっぷりとりたいですね。

何種類かの野菜を食べやすい大きさに切って鍋に入れ、野菜の総量の10%の分量の麹調味料を混ぜておきます。

夜のうちにここまでやっておけば、翌朝起きたらひたひたの水を加えて火にかけるだけ。コンソメなどを加えなくても、素材のうま味がたっぷり引き出されたスープになります。

卵を落とし、トーストかおにぎりを添えれば、朝練前の忙しい時でもバランスの取れた朝食をとることができます。スープジャーに入れて持って行くと、練習前後にも手軽に栄養補給できます。

しょうゆ麹であえて、トマト缶を加えた簡単ミネストローネ
しょうゆ麹であえて、トマト缶を加えた簡単ミネストローネ

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