家庭によって違う、備蓄食料の選び方

「○○がいいと聞いたから」といって、食べたことがないものを買いそろえるのはやめましょう。作る人も食べる人も、なじみのある食品であることが第一です。初めて買うものは、一度食べておくことをおすすめします。

飲料水
1人1日3リットルが目安。500mlサイズも用意しておくと便利です。

主食になるもの・・・無洗米、パン、麺類、餅、小麦粉、シリアルなど
開けてすぐに食べられるものだけでなく、水や熱源が必要なものもあります。それらも合わせて用意しましょう。

おかずになるもの・・・レトルト食品、缶詰、乾物、即席汁物、イモ類や根菜など常温で保存できる野菜など
災害時は野菜が手に入りにくくなります。豆などの素材缶や真空パック、乾物類は便利。湯を加えるだけでできる汁物もあると安心です。

果物・ナッツ類・・・ドライフルーツ、果物の缶詰、ナッツなど
補食にも便利なドライフルーツやナッツからは、ビタミンやミネラル、食物繊維などが摂れます。果物の缶詰のシロップは、乾パンを浸して食べるなどの使い方もできます。

調味料類・・・塩、砂糖、しょうゆ、みそ、たれ類、ジャムなど
調味料類は、未開封であれば常温で長期保存できるものが多くあります。ふだんからひとつ多めに買っておくとよいでしょう。

水以外の飲み物・・・スポーツドリンク、野菜ジュースなど
スポーツドリンクは、熱中症予防や栄養補給にも役立ちます。水の備蓄が十分であれば、粉末を用意しておくと場所を取りません。トマトなどの野菜ジュースは、野菜不足になりやすい災害時に重宝します。

食料以外の日用品類・・・カセットコンロ、ガスボンベ、ラップフィルム、ティッシュペーパー、キッチンペーパー、紙皿、使い捨て手袋、除菌ティッシュ、ゴミ袋など
調理、食べる時などに使うものも、多めのストックが安心です。

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